3.11について思う

最近、韓ドラを観ていて思うのだが、西暦の紀元前後を挟んだ時代劇が結構数多く放映されていて、それは日本の時代劇と比べると明らかに500年から1,000年は時代背景が古い。



日本の場合には紀元前後の時代物を作ろうと思ってもその当時の歴史文献が存在せず、最古と言われる古事記や日本書紀でも西暦8世紀と言われているから、到底無理なこととなる。


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韓ドラによると、韓国の場合には百済のクンチョゴ王時代のコ・フンによる「書記」が歴史文献の最古のものと云われ紀元4世紀ころの作とされる。



一方、同じアジアの中国では秦の始皇帝時代の「尚書」が紀元前3~4世紀頃と云われているから、東アジア一帯の中で日本の遅さが突出している。



島国で蛮族が跋扈する未開の国というイメージが先行するが、文明伝播の速度は現在の常識や先入観以上に早いのではないかとも推察され、少なくと秦の時代に相当するころ、東アジア一帯に普遍的な文明が存在していたと想像するに難くない。



では何故日本では古事記以前の歴史文献が存在しないのか?



3.11の大震災のあと、歴史上の大津波に関する興味深い調査結果が発表された。それは約2,000年前、四国東岸から紀伊和歌山にかけて宝永大地震による津波を数倍上回る津波堆積物発見と言うものである。(宝永大地震による堆積物は約15cmに対して2,000年前の堆積物は約50cmもある)



2,000年前、超巨大地震が西日本を襲った。



それは魏志倭人伝以前の歴史書としては記録の存在しない時代、中国では漢時代、韓国では高句麗建国時代、文明は東アジアにあまねく分布し交易もあったであろうと想像すると、日本にもその時代の文明国家あるいは部族は存在した。



人が存在すれば集落が形成される。それは川や海岸などの水と食料を獲得しやしところ、船などで移動しやすいところに村として形成され、規模が大きくなると町となり都となり、それがさらに人の集合を促す。



人が集まるほど文明が栄え社会が生まれ経済活動も生まれる。そして秩序維持のために支配と階級も生まれる。言葉があれば文字も必要となり竹簡に炭で記録しニスで固めたことだろう。



何故、紙ではなく竹簡に書くかと言うと、それは横紐で綴った竹の一片ごとに入れ替えれば文章の修正が容易であったからだ。紙では全て書き直しとなりパソコンを持たない古代の人々では到底我慢ならなかったであろう。



そのようなとき、2,000年前、突然に大震災が日本を襲った。木と紙で作られた脆弱な建物は一瞬のうちに倒壊し都や町は火事で延焼した。多くの人々が大地震で死亡したうえ、更にそのあと襲ってきた大津波で辛うじて生き残っていた人々も海にさらわれて都と町の人々はほぼ全滅した。そして文明の証である竹簡などの歴史書も消滅してしまった。



このようにして、2,000年前、日本は大震災により滅亡した。



生き残った人々は僅かにいたかもしれないが、それは山間部に点在して住む非人などの身分の低い賎人のみ。言葉も十分に話せず文字もかけず、それらの人々が再び文明を興すまで数百年を要することとなり、それが卑弥呼時代へとつながった。



日本の史書が周辺諸国に比べて何故遅い時代からなのかという疑問を問うてきたが、それは2,000年前に発生した大震災による文明の消滅が原因であろう。
多くの文明が非連続的に発生しては消えてきたことは最近の考古学の常識となっているが、日本の2,000年前もその例に漏れず。



3.11の衝撃は人類に恐ろしい現実を突き付けた。それは、現代社会においても大震災により一瞬のうちに国家が滅亡し消滅する可能性である。大地震と大津波が重なれば、いくら厳重装備した原発と云えども大爆発し国土が放射能汚染され大量の国民が死滅する一国の終焉となりうる。


3.11大震災で日本がかろうじて消滅しなかったのは、まさに紙一重であった。時代記録が世界中で行われている現代において、かつて極東に日本という国があり西暦2011年に滅びたと記録されてもおかしくはなかったのである。




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