パソコン更新顛末記 その4

前回からの続き
昔はパソコンの世界でRAIDを構成するためには専用ハードウェアが必要であったが、WindowsNTの時代からソフトウェアRAIDが可能になった。



主に産業用や金融用などで、データ破壊が業務に甚大な影響を与えることが明らかな場合に信頼性向上目的で採用されていたわけであるが、ソフトウェアRAIDだけでは障害時、自動的にリカバリーできるわけではなく、サービスマンによるディスクの入れ替えを要する代物であった。



最近は、RAID技術をPCの高速化に応用することが広がっていて、その流れはノートPCでも例外ではない。HDDを2台実装するモンスターノートやダブルSSDを実装するコンパクトノートなど、流行の最先端技術でもある。



しかし、その設定方法がパソコンの取説に書かれているわけではなく、Webで調べても良く分からないので、メーカーのサポートセンターへメールで問い合わせしてみることにした。



メールを出してから丸一週間後、ようやく返事が返ってきて、それによると、RAID設定はメーカーサポートページの○○○アドレスを参照してほしいと書かれていたので、早速、そこにアクセスし、その指示どおり実行してみた。
どうやら、BIOS設定の拡張タブにRAIDオプションが載っているらしいのだが、何故か、拡張タブを開いても一切のオプションが出てこなかったのである。



おかしいと思い、再度、問い合わせのメールを出すが、その返事の遅いこと遅いこと。メーカー回答に対する再度の問い合わせだから、即返事が来るものと思っていたところ、3日待ち4日待ってもナシのつぶて。まさか、また1週間待たせるつもりかと,遂に痺れを切らし、5日目に直接、サポートセンターへ電話してみることにした。



そして、明らかになったことは、サポートセンターではRAID設定に関して前回の案内以上には分からないということであり、技術部門に問い合わせする必要があるということだった。



余りのありきたりで無責任な回答に驚くより怒りを覚えてしまったが、サポートのレベルとはどこのメーカーでもそのようなものなのだろう。彼らが技術を持っていればサポート部門に配属などされず技術部門に配属されているだろうから、そもそも期待などしてはいけない部門なのだ。マニュアルどおり動いているだけと思えばいい。



そして、引き出した回答は、当機ではBIOSの違いからRAID設定できないというものであり、カスタマイズサービスでも対応できないという、非情なものであった。同じシリーズのフォトエディションでは可能でもビデオエディションではできないと言うのだ!



万事休す! チクショウ!! と憤懣やるかたなかったが、RAID0のストライピング設定をしても早くなるのはリード時間のみでライト時間に関してはリードアフターライト構造を採っていれば大差ないはずなので、今回は潔く見送ることとしよう。



それにしても、同一シリーズでわざわざ、BIOSを変える理由は何故なのかと不審に思ったが、コストのことしかその理由が思いつかなかった。拡張機能付きBIOSであれば、当然ライセンス料がその分高いわけで、少しでもコストダウンを図りたいご時世なら、RAID出荷しないモデルは価格の安い基本BIOSだけで済ませたいのであろう。VAIOとしては決して美しくないその選択に、いまのSONYの窮状が現われているようで哀れであった。



さて、このようにして、ようやく2週間目にして新しいパソコンが稼働を開始したのであるが、この間のロスは大きい。設備稼働のロスタイムを極力短くしたいと思うのは個人であろうと企業であろうと変わりなどあろうはずもなく、投資に見合う回収期待は切実なのである。



昨年1月から、薄型テレビに BDレコーダー、そしてBD付最新型PCと投資を続けてきて、これでようやく、HDビデオ編集環境が整った。あとはソースとなるHD映像を撮影できるデジカメだけであるが、コンパクトサイズでフルHD撮影が可能なタイプは、いまのところ1社しか出していないのが悩みの種である。他のメーカーからも早くそのようなモデルを出して価格競争してほしいし防水タイプであれば更に好ましい。今年の八甲田春スキーでは、壮大なダウンヒルを楽しんだ後、酒を酌み交わす露天温泉の フルHDビデオを撮ろうと密かに計画しているのである。











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