何故これにしたのかのワケ

テレビを薄型に買い換えた後レコーダーも最新式のBDレコーダーに買い換えることにしたのだが、テレビと同じメーカーのものという訳にはいかなかった。



いまどきのレコーダーではHDD搭載は当たり前として、アウトプット媒体としてDVDで我慢するかBDまで手を伸ばすべきかだが、将来のことを考えるとやはりBDは必須条件となる。そして搭載するチューナーの数は多ければ多いほど良いのだが、現存するレコーダーではダブルチューナー止まりとなっている。この理由は B-CASカードの制約 にあるらしく、放送波の同時録画本数は2本までということになっているようである。



昔と違い、地デジもあればBSもCSも在り、3波対応チューナーを搭載するテレビが主流となっている時代、チャンネル数はおよそ100チャンネルもあるのではないだろうか。このような時代に同時に録画できる番組が最大2チャンネルまでという時代遅れの制約は如何なものか、番組の時間が重なれば、10チャンネルでも20チャンネルでも同時に録画したいと思うのは当然のことであろう。このあたり、誰が仕様を決めているのか知らないが改善を要するところである。



さて、このような条件でレコーダーを眺めてみて、テレビと同一メーカー製の方が何かと親和性が高いだろうと第一候補に選んだのだが、ダブルチューナーの2個目の扱いが裏ロク専門となっているようで、録画中のモニターが出来るのかどうかよく分からなかったうえ、それは常にDR(ダイレクト)録画といい、放送波をそのまま圧縮せず録画してしまうものであった。そして、録画時、表へ録画するのか裏へ録画するのかの意図的選択もあるとのことで、何故、そんなことを意識しながら録画しなければいけないのか全く理解できなかった。



2個のチューナーがそれぞれ独立に勝手に録画すればよいのであって、それが裏だとか表だとか利用者にとってはどうでもいいことではないだろうか?



この点をヤマダの店員に聞いてみたところ、ほとんどのメーカーのレコーダーは裏表仕様になっているとのことで、唯一、P製のみ、そのような概念から解放されているとのことだった。



唯、Pといえども、同時録画時、一方の録画はDR録画になってしまうとのことで、この理由は画像圧縮用のMPEG4チップ搭載が1個のみということからの制約であるらしい。ダブルチューナーならケチケチせずMPEG4チップも2個搭載すればいいんじゃないかと思うのだが、現時点でそのような製品が存在しないことも事実である。



というわけで、テレビとは違うメーカーのレコーダーになってしまったのであるが、それは、偶然にもそれまで使っていた時代物のDVDレコーダーと同じメーカーのものとなったのである。およそ、10年前に購入したそのDVDレコーダーは当時としては最新式のジャケット入りDVD-RAMの両面に最大8時間録画できるものであったが、そのためには途中で媒体をトレーから引き出し手でひっくり返してやらなければいけなかった。当然ながら、HDDなど搭載していようはずもなく、時代の流れは、録画性能や画質性能を数十倍、数百倍にも高めながらその価格はほぼ同じというマジックを演じて見せたのである。



さて、実際に使ってみたその印象を一言でいうと、実にあっさりしたレコーダーと言える。



あっさりとは、最近の流行語のようであるらしいのだが、特に良くもなく悪くもなく印象の薄い車のことをメーカーに遠慮しながら用いる評価語として重宝されているのだが、そういえば、昨年買い換えた車も実はこのあっさり系であった。当時はそのような表現を思い付かなかったのだが、いまにして思えば、まさにその言葉がピッタリなのである。



レコーダーとしての基本性能はまったくといっていいほど完璧と思えるのだが、古めかしい仕様を引きずっているところも散見される。それは、ヒューマンインターフェースというかマンマシンインターフェースというか、SO製デジタルテレビをWindows仕様とするなら、P製レコーダーはDOS-V仕様かと錯覚するほど古典的なのである。表示フォントのみすぼらしさ、操作ガイダンスの古くささ、HDDフルになったときに古い録画を消して上書きしてくれない不思議、いつまでもテープ時代のダビングという概念に捕らわれていてコピーやムーブ機能のない不便さ、もっと使い込めば更に粗が見えてくるかもしれない。



しかし、AV製品としてそれ以上に決定的に失望したところがエクステリアなのである。とても価格相応の外観には見えず、6,980円で安売りしている名もないメーカー製のDVD再生機なみと言ったら判って貰えるだろうか、これが10万もするレコーダーとは誰も信じないだろう。



商売上手の大阪商人らしく、巧みなその設計は原価1万もしないのではないだろうか、価格が下落し売値3万に落ちても利益が取れるように企画されているのであろう。テレビの価格下落による赤字をレコーダーで取り戻す戦略的商品としての位置づけが透けて見えるのである。



家電製品としては可もなく不可もなく普通に使えるが、AV製品としては存在感が薄く愛着も湧かない、そのようなあっさりとした性格がこのレコーダーと言えよう。

画像




写真は上がBDレコーダー、下がDVDレコーダー、価格はほぼ同じだが、見た目の立派さや使っている素材は10年前の昔の機械が勝っている。性能はBDレコーダーの方が優れているが、外観のチープさは何とかならないのだろうか。ところで、この時代物のDVDレコーダー、必要なくなってしまったので、このような時代物がお好きな方に差し上げようと思うのだが、ご興味ある方はご連絡頂きたい。





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