陛下と病み上がりランニング

画像陛下がホテルに宿泊された翌日、御来訪を祝福する如く爽やかな五月晴れとなった。



そのような天候のもと、全身蕁麻疹も ほとんど回復し熱も下がってきたところだが未だ気管支炎の咳が残っていて気になるところだが、体調確認のために数週間ぶりの早朝ランニングに出かけた。



ホテル周辺は陛下の警護のために制服警官がほぼ10mごとに護衛していて不審者のチェックを行っている。ホテル前のランニング道路をゆっくりと体と相談しながら駆け抜けていると、アウトレット入口に20~30名の若者が集合し何かの指示のもと、一斉に周辺に散らばった。



その一団はランニング道路にも渡ってきて、丁度その脇をすり抜ける形で走ることとなったが、報道陣かなにかと思ったその集団は腕に巻いた腕章から私服警官であることが分かった。



腕章が無ければ近頃の若者の服装なのでそれとは分からず、若者にしてはやけに短髪なのが何かのしるしかと思われる程度であった。



およそ1km走って下りのランニングが終わり折り返しから上りになる。気管支や肺に負荷をかけるのは未だ早すぎると思い、そこから歩き始めた。少しでも楽な形で下半身の運動を行わなければ足の指先が吊ってくるこの頃なのだ。運動不足も甚だしいが体調不良には勝てない。




登りの坂を上がりきったところで軽くストレッチを行い呼吸を整えて帰路に着いたとき、腕に腕章を巻いた私服警官に呼び止められ、近くに公園などのトイレがないかと尋ねられた。



あいにくとそのような設備のある公園は近傍には無いので、○○コミュニティセンターや○○小学校ならあるはずと教えると、スマホを取りだして周辺の地図を表示しその場所はここかと尋ねるのである。



近頃の警官、スマホを持っているのだと驚くとともに、この質問はもしかすると不審者確認のためのカマなのかと思ったのである。



周辺住民でなければ何処に公共のトイレがあるかなどなかなか直ぐには答えられないし、公共の施設名なども知らないだろうから、答えに窮したときにはもしかしたら不審者として尋問されていたかもしれないと思ったのであった。私服警官さん、お勤めご苦労さま。

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