ソウルモーターショー2015 その3

前回からの続き
今回の撮影ではカメラの動作モードを「AUTO」もしくは「SCN:人物」に設定して撮影してみた。それまではRX10のF値全域2.8という明るさを活かすべくすべてと言っていいほど「絞り優先」で撮影していたのだが、ピンが思うように合わずかなりのストレスを感じていた。



それと、内臓ストロボも止め、HVL-F20Mというα用のガイドナンバー20クラスの外付けストロボも使用してみた。「絞り優先」モードでは何故かストロボが発光しない現象が度々あったのでその原因を探るためでもある。
更に、RX10には手ぶれ補正としてワンシャッターで複数枚の写真を撮影し合成するデジタル補正機能が付いているのだが、これも「絞り優先」モードでは働かないようになっているようで、一体全体、「絞り優先」モードって全く使い物にならないモードなのかと疑問に思ってしまったからなのである。


画像
帰国後、さっそく編集に取り掛かって解かったことはおおよそ以下のとおりである。



1.「AUTO」もしくは「SCN:人物」モードと「絞り優先」モードではピンの合いかたが全く異なる。前者では被写体の瞳に不自然なほどダイレクトにピンが合うが後者ではそのようなことがなく瞳を中心とした前ピンもしくは後ピンとなる。


2.「AUTO」もしくは「SCN:人物」モードではワンシャッターで複数枚の写真を撮影し合成するデジタル補正機能が働くが、その効果はどれほど有効なのか疑問に思うほど手振れは残ってしまうが「絞り優先」モードのどうにも我慢できないほどのブレよりはマシであった。


3.背景が閃光するようなシーンではその光の強弱を受けて「AUTO」もしくは「SCN:人物」モードでは被写体が露出不足になりやすく安定した撮影はできなかった。「絞り優先」モードでは過去の撮影からはそのような印象は無かったのでこの点に関しては後者の方が良いかもしれない。


4.外付けストロボも完璧ではなかった。むしろ内臓ストロボの方が素直かもしれない。今回、画像プロパティを見てみるとストロボ発光とありながら露出不足に撮影されている写真が何枚もあった。これ一体全体何???
RX10ではα用ストロボは使用できないということか???
ちなみにストロボにはPanaの充電式エネループを使ったからチャージが遅れるということは考え難いのであるが。


5.動画撮影では「AUTO」、「SCN:人物」、「絞り優先」モードにかかわらずピンの追従性が甘く、撮影していて常にフォーカスずれが気になってしまった。特に被写体の前後の動きが少しでもあるとフォーカスが連続的にずれるようで、この点、RX10最大の欠点である。特にXAVC Sの高画質で撮影すると各段に目立つから手に負えない。SONYご自慢のXAVC Sで欠点を露わにするカメラっていったい何でしょう???


6.手振れに関しては動画においても然り。せっかく300mmまでデジタルズームできるようになっているのに、敢えてそれを殺し「手ぶれ補正強」に設定して200mm止まりで撮影してもどうにも止まらない手振れ!!!
前項のピンボケと併せ商品価値を疑わざるを得ない2大大欠陥!!!!



1インチサイズ撮像素子を使うNIKON 1でも手振れに関しては使えないと評価されているが、それはフルサイズ撮像素子と比べて約1/4の面積であることから、手振れの振幅がフルサイズ版カメラと同じと仮定すると1インチ版では4倍の振幅となって検出される。したがって、特別な手ぶれ補正機能を搭載しない限りは到底、使用に耐え得ないわけであるが、コンデジのように画質劣化覚悟で強度の手ぶれ補正を掛けるならまだしも、一眼並み画質を謳う1インチクラスカメラにとっては仕様上の判断が分かれるところ。手振れが目立っても已む無しとするか画質劣化が目立っても強制補正するか、製品のよって立つ訴求要因に関わるところであるが、疑似一眼路線を謳っているので画質劣化は避けなければということか、しかし、手振れによってせっかくの撮影が台無しになってしまうのは如何なものか?
この点、撮像素子が小さいほどハイテクで大きいほどローテクと以前言ったことがあるが、正にその通り。1インチでもフルサイズ並み画質を実現するためには更なる技術開発が必要なのである!!!



ピンが合わない性能については論を待たず、さっさと改善してくれ!!!



結局、RX10に関しては、メーカーの謳い文句ではプロにも使えるサブカメラ! であるが、現実、まったくプロには使えない!!!
それは単なるメーカーの幻想!!!
手ぶれ補正機能とピン合焦性能が格段に改善されなければ、ただのデカいコンデジ、いや、コンデジ以下のどうにもならない役立たず!!!



手振れとピンボケのどうにも止まらないサンプルを以下に。









次回へ続く:






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  • Shooting Grip 入手

    Excerpt: SONY RX10で動画なり写真なりを撮影して1年ほど経過したが、常に気になることは手振れとピント外れが酷いことである。 Weblog: さよならの八甲田 racked: 2015-06-08 19:42