SEOUL 4 Nights  帰国の日

前回からの続き
翌朝4時起き、未だ闇に包まれていたCOEXホテルの前には2台の大型バスが停まっていた。



それは中国人団体ツアー用のバスらしく、早朝にもかかわらずホテルのロビーからぞろぞろと中国人たちが現れてはバスに乗り込むのであった。5時前には全員乗り終えたとみえ、2台の大型バスはホテルを後にした。



この様子ではチェックアウトの時に中国人の団体に巻き込まれずに済みそうだと思うと、少しほっとした。そして、5時過ぎに予定通りチェックアウト。フロントでリムジンバスのチケットを16,000₩で購入しバスが来る5時40分までロビーで時間待ち。



ほぼ予定通りに到着したリムジンバスに乗り、いざ空港へ。途中、江南の主要なホテルを巡って乗客をピックアップしたからそれに要した時間はおよそ30分。午前6時10分頃、ようやく空港行きの高速道路に乗った。



仁川空港までの途中には金浦空港があるので日曜の早朝にもかかわらず4車線の高速道路は込み合っていたが渋滞するほどではなかった。そこを飛ばしに飛ばしリムジンバスは7時10分頃仁川空港に到着した。


画像
さて、問題はここからであった。日曜の早朝、7時過ぎにつき空港はガラ空きだろうと思っていたのだが、おっとどっこい、さにあらず!!!



小用を済ませてアシアナ航空のチェックインカウンターを探すとそこには数百人はいるだろうと思うくらいの大勢の旅行客が並んでいて大混乱を来していた。どうやらカウンターで対面チェックインするのではなく自動チェックイン機を利用する仕組みとなっているのだが、中国人やらベトナム人やら台湾人やら日本人も含めて、おばちゃんたちが機械の使い方分からず右往左往して怒号を挙げているのであった。



アシアナの地上職員が4か国語くらい操りチェックイン機の使い方を説明し、使えない乗客には発券を手伝っているありさまだから、まったく効率悪く大混乱にもなろうというものである。事情を理解しすぐさま最寄りのチェックイン機の前に並び順番を待つが、発券までに要した時間およそ30分。



そのあと、こんどは荷物を機内預けにするためにカウンターに並べという。これがまた延々と100mはあろうかと思うくらい二列に並んでいるので呆然としたが、この手続きを終えるまで更に40分は要した。当方の場合、手荷物サイズのスーツケースだったので預けにしなくていいはずだったが、それを案内する空港アナウンスが流れたのはカウンター手続きまであと10数人待ちの時だったので、いまさら別のカウンターには並べないと判断し、そのまま無駄な手荷物手続きを行ったのである。



やれやれ、結局チェックイン手続きが終了するまで1時間10分もかかってしまった。この調子では出国手続きも大混乱と思い、空港でゆっくり朝食を食べるつもりがそれをキャンセルし、銀行窓口で手持ちの₩をすべて円に両替後、即刻、出国ゲートに向かった。
そこも中国人やら台湾人やらベトナム人やら訳のわからない人種で大混乱。韓国は北朝鮮と休戦中だからセキュリティチェック厳しく手荷物検査にやたらと時間が掛かる。漸くその検査を抜けパスポートに出国スタンプを押してもらうまでおよそ30分を要した。





結局、空港に到着してから出国手続きを終了するまでなんと1時間40分も要してしまったのである。出発便は9時40分搭乗締切だからあと50分ほどしか時間が残っていなかった。仁川空港はアジアのハブ空港と宣伝しながらその実態は処理能力を超えたパンク空港!!!!
すべての手続きが破綻している。
それは空港だけではなくそこに通じる高速道路や鉄道などインフラも処理能力を超えており、一つ間違えればたちまちすべての機能が大混乱となってしまうだろう。脆弱で汚くて危うい空港と国。



このような有様を見てみると、日本の成田空港もまだまだ捨てたものではないと思えるようになってくるのであった。余裕のある発着枠とスムーズな入出国手続き、そして綺麗な空港ビルと美味しい食事、日本の政治家と役人がこの事情を正確に把握し空港までの新幹線を敷設するならば、成田空港がアジアのハブ空港として育つことも決して不可能ではないはずだと、搭乗ゲート2階にあるみすぼらしい簡易食堂で朝食代わりのホットドッグをほおばりながら思ったのであった。日本と韓国を比較すること自体100年早い、国力の差は明明白白なのであるから。



定刻の10時ちょうど、アシアナ機は仁川空港を飛び立った。
韓国人のCAがランディングカードを渡すサービスを始めるが、アシアナの場合と言い、先のエアープサンの場合と言い、CAはまずじっと私の顔を見つめて何国人かを見定めたあと、たいてい、韓国語で話しかけてくるのであった。おいおい、ちょっと待ってくれ! いくら男前とは言えそれはないだろうと、そういえばカジノでは中国人と間違えられ、機内では韓国人と間違えられる。私、よっぽど国籍が薄いのかとガッカリしたのであった。日本人として寂しい!!!



この稿完
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  • ソウル・札幌5泊6日 その2

    Excerpt: 前回からの続き: 7月某日、ANAとコードシェアのアシアナ航空に乗りソウルへと旅立った。 Weblog: さよならの八甲田 racked: 2016-09-02 19:01