日本酒塾 第2回目

前回からの続き
10月中旬、第2回目の日本酒塾。


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今回のテーマは「日本酒の香りと味わい」ということで、ティスティングで著名な松崎晴雄先生の講義。



講義に合わせてお楽しみの利き酒実習もあり、精白度の高い酒/低い酒、辛い酒/甘い酒、北の酒/南の酒と6種類のティスティングを行ったが、最初こそ味や香りの違いを識別できていたものの、次第に舌が麻痺してきて最後のころには違いが分からなくなってしまった?????



そのなかでも印象深かったのは、全麹純米仕込み南部美人ALL Koji。甘口の代表として試飲に出てきたのだが100%麹で仕込んだ珍しい酒。めったに手に入らないそうだが赤ワインなどと同じく食後酒として飲むとフルーティな特徴的香りと甘くて酸っぱい不思議な味わいを楽しめそうだ。



第1回目の講義でも印象深かった酒があり、それは大吟醸浦霞原酒で、辛口だがトロッとした濃厚な味わいが特徴的だった。しかし残念ながらこの酒は非売品とのこと。



そもそも日本酒は世界中の酒の中でも特別に手間暇かけて造り上げられる酒で、精米、蒸きょう、3段仕込み、ろ過、貯蔵熟成などおよそ熟練の技を要する練達の酒である。その醸造の過程をうまくコントロールすることにより原料となる米の出来、不出来に拘わらず一定の品質を確保することができる世界でも稀に見る高品質な酒と云っても過言ではない。



ワインの場合には原料となるブドウを破砕搾汁し酵母を加えて発酵貯蔵するだけだから酒を造ると言う技術を要さない。ひたすら、ブドウの作柄と貯蔵する環境に依存するのみだから原始的酒と称しても良いと思うのだが、それゆえ、原料となるブドウの出来、不出来が味わいに大きく影響し醸造過程であれこれいじることができない先天性原始酒類なのである。



したがって、ワインの作柄を年代表記するために、これは何年ものなどという呼び方が付いたわけであるが、日本酒の場合には米の作柄に依存しない醸造技術を駆使するから、これは何年ものの日本酒などと云う必要はないのである。



あと、ワインの場合には10年もの、20年ものなどの長期熟成ビンテージがあり、貯蔵期間が長いほど華やかな香りと深い味わいが得られるものだが、日本酒にもそれに相当する長期熟成酒と云うものがあるとのこと。



ただ、残念ながらいままで飲んだことがある日本酒の長期熟成酒はせいぜい1年もの。ワインのように10年を越えるようなビンテージにお目にかかったことが無い。これはたぶん、日本酒の場合には醸造元が零細規模のところが多く10年も20年も大量の商品を寝かせておくことが許されないためではないかと思うのである。
おそらく、蔵元には私家用としてごく少数の門外不出ビンテージが眠っているかもしれないが。





次回へ続く




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