The Last Open Road その3 不老不死の浄土

画像前回からの続き
十二湖から不老不死温泉まではほんの17km。小雨がぱらつく中、伝説の温泉に辿り着いた。




部屋に案内された後、取るものもとりあえず早速海辺の露天へ。



日本海の波に洗われる岩場に穴を掘り、源泉から湯を引いて野趣溢れる露天を作り上げているのだが、その湯の成分はナトリウムイオンを主体とする強塩泉。高速増殖炉もんじゅを冷却するのと同じナトリウムであり、しかして、その中では1cm先も見通せない黄土色の湯に体を沈めると、熱い湯とは裏腹に肉体は次第に冷却され半減期一万年の浄土の世界へと誘われるのであった。


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生憎の小雨模様につき、夕日が沈むとき黄金色に輝く日本海の絶景は拝むことができなかった。浄土往来も輪廻を重ね、そのときが来るまでまだまだ幾多の修行が課されるはずであるが、アブやブヨが飛び交う夏までには暫し間があり、毒針で刺されずに済んだことは幾分修行も足りてきた証左であろうか。


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露天から上がり内湯に入ったあとの夕食は、地場もののアワビステーキをはじめとするアワビづくしの超豪華海鮮料理。これだけ美味い物がそろうとビールも日本酒も度を越えて三途の河の果ても然もあらんとばかりに呑みまくってしまうのであった。






次回へ続く







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