マッコリでいただく近海生マグロ

先週の日曜日、プールからの帰りに アウトレット に寄り、そこの酒屋でマッコリを手に入れた。



このところ韓ドラに嵌っているのだがそれを観ていると、何人もの女優さんがヤカンに入れたマッコリを茶碗に注いでグビグビと飲むシーンが眼に焼き付いていた。まるで終戦直後の日本でよく見かけたであろう情景のように、どぶろくとおぼしき酒を茶碗に注いで飲むその所作にある種の共感を覚え、そのマッコリとはどのような酒かと思っていたのだった。



「富者10°」とラベルに書かれたそれによると、原材料は米、麹、麦芽であり、それから造られた発酵酒であるという。そして、マッコリとは濁り酒の意味であるらしく、つまり、どぶろくのことか?
米、麹であれば、日本酒と同じ原材料である上、それに麦芽が加わっているということは米から造られるビールということになるのであろうか、否々、醸造段階から日本酒をビールで割ったホッピーなのであろうか? 期待は高まるばかりである。



さて、家に帰り、今夜の肴を仕入れに 例の弱小スーパーへ 行くと、近海物の生マグロ解体ショーをやっていて、切り取ったばかりの生のさくを即売していたので、マッコリの肴はこれに決まり。このスーパーは見かけの弱小さに拠らず競りの入札権を持っているとのことで、いつも新鮮な魚が店頭に並んでいて、月に一度はマグロの解体ショーを実演し、その場で解体した生のマグロを販売するのであった。


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一度も冷凍していない生のマグロに包丁を入れると、確かな手応えと生身の粘りが刃物の切っ先を跳ね返す。生きとし生けるもの、決してその身を切られまいと必死に抵抗するのであろうか、許せ、今夜は酒の肴として大往生してくれと祈りつつ、薄くは切れないその身の強さに、ブツ切りの荒療治となったのである。



血一滴もしたたり落ちないその形は、まるで上等な生ハムをブツ切りにしたかのようにも思え、ふと、タオルミーナのマッフェイズで 頂いたマグロのカルパッチョを思い出してしまった。地中海のクロマグロを薄く生ハム状にスライスしたそのカルパッチョは絶品だったが、今夜の金華山沖近海マグロのぶつ切りもそれに劣らず美味そうである。



マッコリの栓を開けると華やかな麹の香りが立つ。日本酒よりは明らかに強いその香りはまるで米から作ったワインのようでもあり、日本酒に薔薇の香り付けをした色酒のようにも思える。氷を入れてよく冷やした状態で一口飲むと、爽やかな味わいが口いっぱいに拡がる未体験ゾーンへ突入。
濁り酒なので日本のどぶろくのように変な甘みと苦みが混じり合っているだろうと予想したが、全くそんなことはなく、上品なうえに濃厚な花の味わいのする不思議酒。



度数は10°なので、なるほど、これならドラマのようにヤカンに入れてグビグビといくらでもいけそうな気がしてきた。韓国の人たちは、こんな美味い酒を飲んでいるのかと羨ましく思いながら生マグロの切り身を口にすると、それは赤身でありながら口のなかであっという間に溶ろけていくのであった。



金華山沖生マグロ恐るべし、そして、未知との遭遇マッコリ恐るべし。
韓ドラのドラマチックな展開に日々感動しているのだが、韓国酒マッコリにもその華やかな味わいにすっかり嵌ってしまったのであった。





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韓国食品辛国のキムチ物語
■原産地:韓国■容器・内容量:ペットボトル 1000ml■原材料:黒米、小麦、黒豆、黒ごま、アスパタ


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