夏のシルエット

西の山に沈む太陽が昼と夜の境界線を描き、前方に連なる山脈を美しいシルエットに映しだした。

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夏の雲が絹のように浮かぶ空は残照に染まり鮮やかな茜色。上空の宇宙は星たちがざわめくコバルトブルーの世界。



山の向こうは未だ陽射しまぶしい真昼なのだろうか、もしも時間という永遠が変わらなければ、きっと星たちと共に暮らす冥腑の世界。



山を挟んだこちらは現世の不浄世界か、世界が闇に包まれてもいつかは巡る夜明けを信じて生きなければならない。次第に闇が支配し家並みの明かりも灯り出すころ、夜のとばりを恐れてか、雉もかぼそく鳴きやんだ。

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