吉幾三の胡蝶蘭

寺山修司の劇場美術館 を後にして、地元の赤提灯へ入ってみた。地場ものの新鮮な魚を期待していたのだが、生憎と入った店が間違いだったのか、観光客向けの感心しない肴しか出てこなかった。



これは残念とばかり、二軒目は多少ましに見える店に変えてみたのだが、そこでもやはり値段が高いだけで肴はイマイチだった。田舎の町は夜の帳が早い。他にやっていそうなところも少なく、やむなく、観光客を装ってお茶を濁す。



夜の10時過ぎ、新町通りは商店のシャッターも閉じていて人通りも無く、誰もいないその通りをぶらぶらと酔い覚ましに歩いていると、一カ所だけ灯りのついている店があった。



そのショーウインドーには沢山の胡蝶蘭が飾ってあり、まるで政治家の当選祝いのようにこれ見よがしに品悪くスポットライトを当てていたのだが、その贈り主名には何やら芸能人の名前が。



ビートたけしとか、X-JAPANのYOSHIKIとか、谷村新司とか、倉木麻衣とか、タモリとか、上戸彩とか、盛りだくさん。

画像



一体全体、何なんだといぶかしく思い、ドアを押してみると、スッと開いたのだった。その反応におやと思い、こんな遅く未だやっているのかとも思いながら開いたドアに促されるように中に入ってみた。



二階に上がると、そこはレストラン風でもありバーのようでもあった。取りあえずカウンターに座るとボーイがラストオーダー終わっていますがよろしいですかと言って来たので、飲み物だけなら構わないと思い、グラスワインを注文した。



そして、カウンターの上を見やると、そこにはショーウインドーに飾っている胡蝶蘭より更に大きな胡蝶蘭がでかでかと鎮座していたのだ。そしてその立て看板には吉幾三の名前が。



はてと思い、ボーイにこの店は吉幾三の店かと尋ねてみると、いえ、違いますと答え、吉幾三の知り合いの店であると言うではないか。その知り合いは誰かと更に聞いてみても芸能関係者と言うだけで詳しくは教えてくれない。



あまり興味のあることでもなかったのだが、なるほど、この世界の人たちはお祝い事があると、このように盛大に派手にやるのだなあ~と感心し、そして、こんな片田舎にレストラン風の派手な店を開く芸能関係者とは一体誰なんだろうと、改めて興味を持ったのだった。



しかし、それは結局分からずじまいで、ワインの香りのように心地よい後味を楽しむように、それはそうではないのだが私の記憶の中には吉幾三の店と刻み込まれたのだった。





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この記事へのコメント

とんちゃん
2008年06月14日 09:15
地震大丈夫でした? 横浜も結構揺れましたよ。
としちゃん
2008年06月14日 18:26
テレビでは凄いですね、まるで中国四川大地震並み。
私のところも揺れましたが、体感で震度4の揺れと感じましたが、小物の不安定なものが2~3個倒れました。直ぐにテレビ付けましたが、未だ情報が少なかったようで、それによると私のところは震度5弱とのことでした。
この程度の揺れなら横浜時代にもあったので、余り大したこと無いと思い、そのまま朝のバイクトレーニングに出かけましたが、エレベータが止まっていました。
バイクを担いで階段を下り、そのまま20kmロードトレし更に1時間程度ランしてきて、改めてテレビ付けてみると、大変な騒ぎになっていた次第です。
とんちゃん
2008年06月14日 22:12
お元気でなによりです。
一週間後くらいに「老人の孤独死」(失礼!)って載るんじゃないかと心配しました。
うちは、横浜より北には親戚がいないので、としちゃんさんの無事が確認できて一安心です。 
では♪
としちゃん
2008年06月15日 13:17
私は唯では死にませんし、いや、別にもう死んでも構わないのですが、その時はきっとプールの中とかバイクトレ中のロードではないかと思っています。
ので、孤独死にはならないはずです。
ご心配なく。

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